本日は第86回卒園式を行いました。良い天気の中、22人の卒園児を送り出しました。
私から保護者の皆様にお祝いの言葉を送らせて頂きましたので掲載いたします。
祝辞
暖かな日、寒い日を交互にくり返しながらも園庭にふきのとうが芽生え、春の息吹が感じられるこの佳き日に、来賓の皆様、保護者の皆様のご臨席を賜り卒園式を挙行できますことを心から感謝いいたします。
本日は職員を代表して、私からお祝いの言葉を申し上げます。
きりん組の皆さん、卒園おめでとうございます。先生達はこの日が来るのをとても楽しみにしていました。先程、卒園証書を立派に受け取り、将来の夢を発表した姿に、頼もしさを感じました。
のの様も側で見守り、嬉しく思っていることでしょう。
皆さんが久昌寺保育園に入園した時のこと、昨日のことのように思い出します。お父さんお母さんから離れ大泣きする皆を抱っこし、ミルクや給食を食べさせ、昼寝をする顔を見て安心したこと。散歩や水遊びに雪遊び色々なことを一緒に楽しんだこと。皆さんと過ごした日々は先生達にとって宝物の日々です。
ありがとう
これから皆さんは久昌寺保育園を巣立ち、小学生になります。小学校でも楽しいことが沢山待っているでしょう。もしかしたら、大変と思う時があるかもしれない。でも皆なら大丈夫。友だちとの楽しい思い出や先生達、お父さんお母さんの沢山の愛情が心につまっているから。
園長先生が今からいうこと三つ、小学校に行ってからも忘れないで下さい。
ひとつめ。毎日元気良くあいさつすること。
ふたつめ。いつもどんなときも笑顔を忘れないこと。
みっつめ。のの様のおちかいの言葉にある
一日にひとつ、よいことをすること。
ほんの小さな事で良いのでやってみて下さい。
この三つを守っていればきっと素敵な毎日が過ごせます。そしていつでも久昌寺保育園はここにあることも忘れずに、いつでも遊びに来て下さい。
保護者の皆様、お子様のご卒園、誠におめでとうございます。大切なお子様の乳幼児期を過ごす場に当園をお選び頂きましたこと、至らぬ点は多々あったかと思いますが、信頼して頂きましたことに心から感謝申し上げます。
子育てはこれからも続きます。
これまで沢山の愛情を受けてきたお子様方は、一人ひとりそれぞれの個性豊かな花を咲かせていくことでしょう。そのためにも私から恐縮ではございますが一つお願いがあります。どうかこれからもお子様を信じて、良い時、良いときだけではないときもどんな時も一番の味方であり続けてあげて下さい。素敵な花を咲かせていくことを楽しみにしています。
最後になりますが、これまでの多大な御理解、御協力を賜りましたことに感謝申し上げ、皆様の前途が幸多くありますことを祈りつつ祝辞といたします。
本日は、誠におめでとうございます。
令和六年三月二十三日
社会福祉法人久昌寺会 久昌寺保育園
園長 細越康子